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鼠径ヘルニアの治療 腹腔鏡を用いた成人鼠径ヘルニア治療【3】

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治療以外に患者さんが知っておきたい情報

ヘルニア手術の合併症

ヘルニア手術の合併症には、腸管損傷や膀胱(ぼうこう)損傷、輸精管(精子の通る管のこと)の損傷があります。ヘルニアの中に大腸や小腸が入り込んでいると、ヘルニア嚢を処理する際にそれらの臓器を傷つけてしまうことがあります。膀胱損傷も同様です。
また、大腿皮神経が損傷されると、術後に大腿(太もも)の内側にピリピリする感じが生じることがあります。

入院期間

当院では腹腔鏡下ヘルニア修復術(全身麻酔)は手術日に入院し、手術翌日に退院していただきます。希望があれば手術後その日のうちに帰宅できますが、様子観察のため1泊していただくほうが安心です。手術当日に帰宅する場合は、本人以外が運転する車で帰宅できることや、体調が悪いと感じたらすぐ病院に連絡できるなど、周囲の環境が整っている必要があります。

再発などについて

いずれの方法でも再発はゼロではありません。メッシュを使わない方法では再発率は20%にも達するという報告があります。腹腔鏡下ヘルニア修復術でも0.5~1%に再発があります。また術後はそけい部に一時的に組織液や血液がたまることがあります。傷が感染することは稀ですがありえます。
手術後の痛みは多少ありますが、個人差もあります。痛むときには、医師に相談の上、休養をとってください。仕事の復帰はいつでも構いませんが、痛みが軽くなってからのほうがいいでしょう。仕事の制限はありませんが、特に、重いものを持ち上げるような仕事の方は医師に相談してください。また、深くかがみこんで力を入れる体勢(躑踞=そんきょの姿勢、和式便所など)を術後1ヶ月ぐらいは避けるほうがいいでしょう。メッシュがずれて再発する恐れがあります。

保険の適用について

腹腔鏡下ヘルニア修復術(両側)は健康保険が適用され、保険点数は22,960点(2012年4月時点)です。保険点数は1点を10円で換算し、その3割が個人負担になります。


鼠径ヘルニアの日帰り手術(日帰り入院)の動画メディ助|鼠径ヘルニア,腹壁ヘルニア

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