そけいヘルニアと診断されたら
そけいヘルニア(脱腸)を“治す”方法は手術だけ
成人のそけいヘルニア(脱腸)は自然に治ることはありません。また、有効なお薬や運動療法もなく、根本的に治すには手術が必要です。ヘルニアバンド(脱腸帯)を使用している方もいますが、これはそけいヘルニアを治すものではなく外から押さえることにより一時的にそけいヘルニアの症状を軽くする対症療法になります。

そけいヘルニアは良性の病気なので放って置いてもすぐに問題になることは少ないと思われますが、そのまま放置しておくと、飛び出した部分が元に戻らなくなり、緊急手術が必要な状態になることもあります。そのような状態になる前に、仕事や家事などの都合のよい時期を選び、早めに手術による治療を受けましょう。

“安心”は医師や看護師への相談・質問から
最初に医師と相談し、手術法と手術の日程を決めます。そけいヘルニアの手術は、患者さんの要望や健康状態によって入院期間や麻酔の方法が異なります。担当の医師とよく相談して、患者さんにとって一番良い手術法を選ぶようにしましょう。
手術前に必要な検査が行われます。通常は、採血、心電図、レントゲン撮影などの一般的な検査です。また、手術前や手術当日に医師や看護師から、病名、手術法、麻酔法、手術内容と時間、食事や運動など、手術前後の生活上の注意や手術直後、退院後の経過や注意について説明があります。その内容で解らないことや希望などがあれば、医師や看護師に質問や相談をして安心して手術を受けてください。
〈手術を受ける前に行うこと〉
・そけいヘルニアの概要や手術法についての説明
・手術日と手術法を決める
・必要な検査を受ける
・手術前後の生活上の注意についての説明
・触診
・超音波検査やCT検査など
関連する記事


