脱腸とは
そけいヘルニアについて
そけいヘルニア(脱腸)の黄色信号
そけいヘルニアは珍しくない病気です
大腿(だいたい)ヘルニアとはどのような病気?
太もものつけねが膨らみます
女性の鼠径(ソケイ)ヘルニアについて
関連記事
そけいヘルニアとよく似た症状の病気
そけいヘルニアになりやすい職業
そけいヘルニア治療のウソ ホント
脱腸の治療
患者さん向けパンフレット
手術を決心されたら
腹壁ヘルニアとは
腹壁ヘルニアの治療
市民セミナー
参考資料
更新情報
 

その他の患者様向けサポート

  • 化学療法サポート
  • PEG - 胃瘻による栄養療法
  • 足の健康サイト e-血管

太もものつけねが膨らみます

ヘルニアとは「飛び出す」という意味

 ヘルニアの語源は、ラテン語で「飛び出す」という意味です。そけいヘルニアは太もものつけねから身体の中の小腸などの組織が出てくる病気です。

お腹から腸が飛出す、そけいヘルニア(脱腸)のイメージ
同じように背骨の間にありクッションのような働きをしている椎間板が出てくる病気が「椎間板ヘルニア」、おへそから下腹の中の組織が出てくる病気を「へそヘルニア」(いわゆる、でべそ)といいます。

 

 

 

そけいヘルニアになる理由(ワケ)は?

そけいヘルニア(脱腸)の状態(断面図)

 太もものつけね(足のつけね)の部分を「そけい部」といいます。そけい部は腹圧や足の運動に耐えるために、筋肉や筋膜が重なった複雑な構造になっています。

ここにそけい管という直径が1cmぐらいのトンネルがあります。このトンネルが男性では精子を運ぶ精管や精巣に行く血管、女性では子宮を固定するじん帯の通り道となっています。このトンネルの入り口やその周囲の筋肉や筋膜が弱くなり、お腹の中の組織が外に出てくることでそけいヘルニアが発病するわけです。男性の場合、このトンネルが太いためそけいヘルニアになりやすいといわれています。

 

“飛び出る”場所で3つのタイプほっておくと危険なヘルニア(脱腸)(陥頓:カントン)

 
そけいヘルニアはお腹の中の組織が出てくる場所(穴)の違いで、3つのタイプに分かれます。
1) そけい管のトンネルの隙間から出てくるタイプがそけいヘルニアで一番多い「外そけいヘルニア」です。

2) そけい管を通らず筋肉層の切れ目から出てくるタイプが「内そけいヘルニア」で高齢者に多くみられます。

3) そけい管より少し足よりにある大たい管と呼ばれるトンネルから出てくるタイプが「大たいヘルニア」で、中年以降の女性に多くみられます。大たいヘルニアの発生率は少ないですが、カントンになる可能性が高いといわれています。 

 〈そけいヘルニアの3つのタイプ〉

1) 外そけいヘルニア
  一番多い
  男性に多い
 e38398e383abe3838be382a2e381aee7a8aee9a19e4 太もものつけねが膨らみます
2) 内そけいヘルニア
   高齢者に多い
   男性に多い
3) 大たいヘルニア
   比較的少ない
   女性に多い
   カントンになる可能性が高い
キーワード: 大腿ヘルニア, 高齢者, 椎間板ヘルニア, でべそ, 鼠径管, 脱腸, 臍ヘルニア, 女性, 内鼠径ヘルニア, 下腹部の症状(腫れる、膨らむ、痛い)
関連する記事