かんとん(嵌頓)とは?
医療法人 社団俊和会 寺田病院 外科 堀孝吏先生
ヘルニア内容がヘルニア門より脱出して戻らなくなった状態のことをいいます。(図1・2)
断面図


かんとん(嵌頓)したヘルニア
飛び出した腸の血流が悪くなり、最悪の場合壊死(くさること)したり穴があいたりする。
出っぱった腸や内臓などが出口(ヘルニア門)で絞められ血液の循環が悪くなると最悪の場合、腸や内臓が壊死を起こして命にかかわる事態となります。痛みがある場合には一刻も早く脱出したヘルニア内容を戻してあげる(還納といいます)必要があります。症状が出てから時間がたつと腸が壊死したり穿孔したりする危険性があります。(図3)

飛び出した腸が捻転(ねじれること)したヘルニア
ヘルニア嚢(のう)内で腸が捻転。飛び出した腸の血流が悪くなり、壊死(くさること)したり穴があいたりする。
痛みが伴う膨らみが自然に戻らない場合には、たとえ診療時間外であっても急いで専門家のいる病院を受診されることをお勧めいたします。
【腹壁ヘルニア】 1 2 3 4 5 6 7 8 9
キーワード: 壊死, 未分類, ヘルニア嚢, 絞厄, 筋膜関連する記事

