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コラムそけいヘルニアでお悩みの方に


成人の鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)は自然に治ることはなく、放っておくとヘルニア陥頓(かんとん)などの重大な合併症を起こすことがあり、治療には手術が必要です。
近年では人工補強材を使ったテンションフリー法が主流となっており、手術時間の短縮、術後の痛みも少なく、早期に社会復帰できるようになりました。

監修:多根総合病院 院長 丹羽英記先生

鼠径ヘルニアとは

一般に脱腸と呼ばれる良性の病気です。

小児と成人では原因が違い、治療法も異なります。小児の鼠径ヘルニアは自然に治るケースもありますが、成人の鼠径ヘルニアは加齢とともに下腹部から足の付け根(鼠径部)の組織が脆弱になり、その部分からおなかの中にある腸が袋状に飛び出してくることによって起こります。
成人の鼠径ヘルニアはお薬で治すことはできず、治療には手術が必要となります。

鼠径ヘルニアの自覚症状鼠径ヘルニアの治療には手術が必要です

鼠径ヘルニアには3つの種類があります。

鼠径ヘルニアには外鼠径ヘルニア,内鼠径ヘルニア,大腿ヘルニアの種類があります(1) 外鼠径ヘルニア

鼠径靭帯の上で、外側から出てくるヘルニア。鼠径ヘルニアでは一番多いヘルニアです。

(2) 内鼠径ヘルニア

鼠径靭帯の上で、内側から出てくるヘルニアです。

(3) 大腿ヘルニア

鼠径靭帯の下から出てくるヘルニア。出産を経験された痩せ型の女性に多く見られます。

鼠径ヘルニアの手術法

従来の手術法

従来の鼠径ヘルニア手術法は、ヘルニアの出口を糸で縫う方法従来の手術法はヘルニアの出口を糸で縫ってふさぐ方法でした。この手術法は術後の痛みが強いうえ、入院期間も長くなるという問題点がありました。

メッシュによる手術法

鼠径ヘルニアの手術に使用されるメッシュ形状維持リングに縁取られたポリプロピレン製の楕円形メッシュで内側から腹膜を覆い、腸などが出てくるのを防ぎます。
ポリプロピレンメッシュは50年ほど前から使用され、体内使用の安全性は確立されています。

従来の手術法に比べた特長

  1. 鼠径ヘルニアの手術に使用されるメッシュを留置したイメージ手術時間が短くなります。
  2. 手術創の大きさは4cm程度ですみます。
  3. 術後の痛みも少なく、縫合部のツッパリ感も少なくなります。
  4. 医療機関によっては、日帰り手術も可能です。
  5. 1枚のメッシュで外鼠径ヘルニア、内鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアをカバーできます。

※患者さまの状態により、治療の効果は個人差があります。

鼠径ヘルニア手術後の痛みがとれた様子鼠径ヘルニア日帰り手術後に仕事をしている様子

「そけいヘルニアでお悩みの方に」リーフレットより

メディ助|鼠径ヘルニア,腹壁ヘルニア

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