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自分の組織を用いて修復する手術

医療法人 社団俊和会 寺田病院 外科 堀孝吏先生

自分の組織を用いて行われる手術は一般にヘルニアの出てくる穴を直接縫い合わせる直接縫合法という方法が用いられます(図2-a)。
また、縫い合わせた部位に強い力がかかりそうな場合は縫いしろを広く取り二重に重ね合わせて縫合する方法や(図2-b)、離れた部分の筋肉の一部を切って筋肉同士が寄りやすい状態として縫合する方法など工夫された方法もあります(図2-c)。

しかし、ヘルニアの原因である筋肉の穴は筋肉が弱いために生じるものであり、穴の部分以外の筋肉も弱くなっていることも少なくありません。このような場合の自分の組織を用いた修復方法は、やはり限界があるのも事実です。

次の図でこれら自分の組織を用いて修復する代表的な3つの手術方法を紹介します。
(図1・図2a~c)

修復前のヘルニアの状態

(a)腸を腹腔(ふくくう)内へ戻し、ヘルニア嚢(のう)を切除。ヘルニア門を直接縫い合わせる方法。

ヘルニア門を直接縫い合わせる方法

(b)腸を腹腔内へ戻し、ヘルニア嚢を切除。ヘルニア門を覆う筋肉を二重に重ねて縫い合わせる方法。

筋肉を二重に重ねて縫い合わせる方法

(c)腸を腹腔内へ戻し、ヘルニア嚢を切除。側方の筋肉に切れ込みを入れて、筋肉が寄りやすい状態を作ったうえでヘルニア門を直接縫い合わせる方法。

側方の筋肉に切れ込みを入れて、筋肉が寄りやすい状態を作りヘルニア門を直接縫い合わせる方法

【腹壁ヘルニアの治療】 1 2 3

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キーワード: 腹腔, 再発, 瘢痕ヘルニア, 直接縫合, 従来法, 未分類, 修復, ヘルニア門, 手術用の糸, ヘルニアのう
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